コマンドプロンプトでのWindows版GAMESSの実行

実行形式ファイルとしてgamess.2016-pgi-linux-pgi.exeを使用し、並列計算で4コアを利用する場合の例を示します。 実際の環境に合わせて、適宜変更してご利用ください。

付属のバッチファイルを利用した計算

データファイルの作成とコピー

GAMESSのデータファイルを作成し、C:\users\public\gamess-64フォルダにコピーします。ここでは、ファイル名は test.inp としています。

バッチファイルの実行

  1. コマンドプロンプトを起動し、CDコマンドでC:\users\public\gamess-64フォルダに移動します。

rungms.batの引数の並びは次のようになっています。

rungms [入力ファイル名] [実行ファイルのバージョン] [CPU数] [出力ファイル名]

  1. gamess.2016-pgi-linux-pgi.exeで4コアを使用する場合、次のように入力します。

rungms test.inp 2016-pgi-linux-pgi 4 0 test.out

outファイルはC:\users\public\gamess-64フォルダに、PUNCH出力のdatファイルはC:\users\public\gamess-64\scrフォルダに出力されます。

注意点

バージョンによって、rungms.batの引数の並びが異なります。

2016   [入力ファイル名] [実行ファイルのバージョン] [CPU数] [ノード当たりのプロセッサ数] [出力ファイル名]

2020   [入力ファイル名] [実行ファイルのバージョン] [CPU数] [出力ファイル名]

実行形式ファイルとしてgamess.2020-R2-pgiblas.exeを使用する場合は次のように入力します。

rungms test.inp 2020-R2-pgiblas 4 test.out

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