H2+の解離エネルギー - Birge-Spoonerによ分光学的データの解析

水素分子イオンH2+ は完全な調和振動子ではないので、振動エネルギーが増加するにつれ
振動準位は互いに接近する。最終的に、ポテンシャルエネルギーがわずかに増加すると原子
間距離 r が大きく広がる極限に到達し、解離が起こる。
2191, 2064, 1941, 1821, 1705, 1591
1479, 1368, 1257, 1145, 1033 ,918
800, 677, 548, 411, 265, 117

実行結果

dis.java

解答 エネルギーの数列は次第に0に近づく。すべての遷移エネルギーの和は解離
エネルギーである。

問題 与えられた振動の遷移の周波数(波数単位)から、解離エネルギーを求めなさい。
解離エネルギー : 255.11876 kJ/mol
         2.64671275681912 eV
2002 Copyright 木原 寛