Windows版GAMESS(US)でのDirect SCF法とConventional法による実行速度の比較

実行方法などについて

使用機種のCPU
Intel  Core i7-6700  3.4GHz 4コア 8スレッド
使用プログラム
gamess.2016-pgi-linux-pgi版
実行方法
作業ディスクとして、NVMe M.2 SSDを使用
MoCalc2012のInternal modeで6スレッドを指定
計算方法
HF 6-31G* Single Point
使用データ
C1〜C25アルカン

計算時間の比較

  1. 炭素数とDirect SCF法及びConventional法による計算時間の関係をグラフにプロットします。

firefly wall time

炭素数が増加し基底関数の数が増えるにつれ計算時間は増加しています。Conventional法による計算時間 はDirect SCF法による場合の半分以下であり、ディスクのIO性能の向上が効果的に寄与していることが伺えます。

注) ここで示した結果は、使用したデータ、計算方法および実行環境に依存するものです。従って、常に同様な結論が得られるということを主張するものではありません。

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