ステップ計算1

例07: エタンのC−C軸回転ポテンシャル

PM6 PRECISE POINT=37 STEP=10
Ethane
Rotational Barrier
C  0            0 0            0 0            0      0      0      0
C  1.520435     1 0            0 0            0      1      0      0
H  1.096386     1 111.45354    1 0            0      1      2      0
H  1.096386     1 111.45356    1 120.0000     1      1      2      3
H  1.096386     1 111.45352    1 -120.000     1      1      2      3
H  1.096386     1 111.4535     1 0           -1      2      1      3
H  1.096385     1 111.4536     1 120.0000     1      2      1      6
H  1.096386     1 111.4535     1 -120.0000    1      2      1      6

キーワード行

1行目はキーワード行です。どのような計算を行わせるかをキーワードにより指定します。

PM6
PM6ハミルトニアンを使用する。(MOPACのバージョンによってデフォルトが異なるので、明示的に指定します。)
PRECISE
収束判定条件を 100 倍厳しくする。
POINT=37 STEP=10
構造最適化のフラッグを -1 とした座標値を10 ずつ増加させながら37 点計算します。この場合、具体的には二面角∠H6-C2-C1-H3 を 0〜360°まで 10°刻みで計算します。

タイトル行

2行目はタイトル行です。通常は計算対象の分子の名前などを記入します。

コメント行

3行目はコメント行です。計算に関する情報を記入します。空行でもかまいません

構造データ

座標

4〜11行目は構造データです。元素記号または原子番号で原子の種類を指定します。分子構造は、内部座標(Zマトリックス)あるいはXYZ座標で定義します。

座標値(内部座標では、結合距離、結合角および二面角)の後の整数は構造最適化のフラッグです。

9行目の6番目の原子の二面角の構造最適化のフラッグを -1 としています。二面角の初期値は0度でEclipsed型の配座としています。

入力データおよび計算結果のダウンロード

ダウンロード     結果     結果

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