Winmostarによる計算化学実験 − MOPAC 初級編-1

エチレン分子の構造最適化と構造パラメータの計測

エチレン分子の構造の作成

  1. ファイルメニューから、「新規」を選択します。

初期画面

  1. 置換基メニューの「-C2H3」ボタンをクリックし置換基を指定します。

置換基メニュー

  1. [Rep]ボタンをクリックするか炭素原子を右クリックします。 エチレンの構造ができました。
  2. エチレン
  1. MOPAC計算のキーワード行(テキストエリアの1行目)を、「PM6 PRECISE GRAPHF」と変更します。(MOPAC Ver.6の場合は、「PM3 PRECISE EF?GRAPHF」とします。)
    MOPAC 2009では、計算方法としてPM6がデフォールトとなっているので指定する必要はないのですが、分かりやすいようにPM6を指定しています。
  2. タイトル行(テキストエリアの3行目)を、「Ethylene Optimization」と変更します。

計算方法の指定

  1. ファイルメニューから「名前を付けて保存」を選択し、「ethylene.dat」の名前で保存します。(注:ファイル名は" ethylene "だけを入力すればよい)

保存ダイアログ

MOPAC 2012 キーワード

MOPAC 2009による分子軌道法計算の実行

  1. [計算]メニューから[(2)MOPAC 2012 Start] を選びます。(あるいは、[(1)MOP6W70 Start] など)
    画面にDOS窓が現れて計算が始まります。(下の図は別な分子についての計算例です。)

DOS窓

  1. 計算が終わると、計算結果が書かれたOutファイルが テキストエディタで開かれます。
  2. 構造最適化計算が正常終了すると、最適化された構造が自動的に読み込まれ、分子表示ウィンドウに表示されます。
  3. 分子を回転させ、少し拡大します。この場合の回転は、メニューから「編集」−「回転方法」−「Z軸回転」を指定すると楽に行えます。

 回転や拡大の際のマウスの使い方については、マウスの使い方の説明を参照してください。

エチレンの構造

構造パラメータの計測

  1. Numberにチェックを入れ、原子の番号を表示します。

番号表示

  1. 原子を順番にクリックすると、画面の左上に構造パラメータが表示されます。
    C−H結合距離は1.0817Å、∠H-C-Cは123.5°と表示されます。

エチレンの構造

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