MOPAC 第6版のキーワード一覧表 |
キーワードは通常はデータファイルの第1行目で指定します。 |
1行に入りきらない場合には、
&、+、SETUPキーワードなどを使って拡張することができます。 |
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& |
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次の行をキーワード行にする |
+ |
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もう1行、キーワード行を加える |
0SCF |
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データだけ読み込んで停止する |
1ELECTRON |
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最終の1電子行列を印刷する |
1SCF |
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1回だけSCF計算を行った後停止する |
AIDER |
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ab initio のエネルギー微分を読み込む |
AIGIN |
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入力構造データがGaussian形式フォーマットである |
AIGOUT |
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ARCファイルにGaussian形式の構造データも出力する |
ALLVEC |
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すべてのベクトルを印刷する(キーワードVECTORSも必要) |
AM1 |
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AM1のハミルトニアンを使用する |
ANALYT |
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解析的微分を行う |
AUTOSYM |
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自動的(強制的)に対称性を適用する |
BAR=N.N |
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鞍点計算の刻み幅を変える |
BCC |
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体心立方に設定(BZで使用) |
BIRADICAL |
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系が2個の不対電子を持っている |
BONDS |
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最終の結合次数行列を出力する |
CHARGE=N |
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系の電荷がNである(例えばNH4ではCHARGE=1) |
C.I. |
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多電子配置間相互作用を行うよう指定する |
CIS |
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一電子励起CI計算 |
CISD |
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一電子、二電子励起CI計算 |
CISDT |
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一電子、二電子、三電子励起CI計算 |
COMPFG |
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COMPFGサブルーチン内で計算された生成熟を出力する |
CONNOLLY |
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CONNOLLY表面を用いる |
CYCLES=N |
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EFにおける反復回数の最大値 |
DDMAX |
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EF/TS計算における最大信頼半径の値 |
DDMIN |
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EF/TS計算における最小信頼半径の値 |
DEBUG |
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DEBUGオプションを起動する |
DELSC |
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COSMO法において遮蔽電荷距離を設定する |
DENOUT |
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密度行列をファイル10に出力する |
DENSITY |
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最終密度行列を出力する |
DEP |
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新しい元素のパラメータのためのFORTRAN文を生成する |
DERIV |
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DERIV内の計算経過を印刷する |
DFORCE |
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振動解析を行う場合、力の定数行列も印刷する |
DFP |
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構造最適化にDavidon-Fletcher-Powell法を用いる |
DIPOLE |
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ESP 計算で、系の双極子モーメントを計算値に一致させる |
DIPX |
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双極子モーメントのX-成分のみ一致させる |
DIPY |
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双極子モーメントのY-成分のみ一致させる |
DIPZ |
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双極子モーメントのZ-成分のみ一致させる |
DISEX=N.N |
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COSMO 法でfine gridの相互作用を打ち切る距離 |
DMAX |
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EF法で使う最大ステップサイズ |
DOUBLET |
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RHF計算で二重項状態を指定 |
DRC |
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DRC(動的反応座標)計算を行う |
DUMP=N |
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n 秒ごとにRESTARTファイルを更新する |
ECHO |
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計算を開始する前にデータをエコーバックする |
EF |
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極小点探索にEFルーチンを使用する |
EIGS |
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ITERルーチンの中ですべての固有値を印字する |
ENPART |
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エネルギーを1中心および2中心項に分割する |
ESP |
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静電ポテンシャルを計算する |
ESPRST |
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ESP 計算を再開する |
ESR |
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RHFでの不対電子密度を計算する |
EXCITED |
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一重項第一励起状態を最適化する |
EXTERNAL |
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ディスク上の外部ファイルからパラメータを読み込む |
FIELD |
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外部静電場を与える |
FILL=N |
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開殻、閉殻RHF計算で n 番目のMOに電子を詰める |
FLEPO |
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BFGS法による構造最適化の詳細を印刷する |
FMAT |
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FMATルーチンでの詳細計算経過をプリントする |
FOCK |
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最終のFock 行列を印刷する |
FORCE |
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振動解析を行う |
GEO-OK |
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原子間距離が異常に近い場合のチェックを無視する |
GNORM=N.N |
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エネルギー勾配ノルムがN.N以下になったら構造最適化を終了する |
GRADIENTS |
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すべてのエネルギー勾配を印刷する |
GRAPH |
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グラフィックス用ファイルを作成する |
GREENF |
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Green関数を用いたイオン化ポテンシャルの補正 |
HCORE |
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HCOREルーチンでの詳細経過をプリントする |
HESS=N |
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EF計算でのHessian行列の生成オプション |
H-PRIO |
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DRC 計算で、生成熱がある値だけ変化するごとに印刷する |
HYPERFINE |
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超微細結合定数を計算する |
IRC |
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IRC(固有反応座標)計算を行う |
ISOTOPE |
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力の定数行列をファイル(9)に書き出す |
ITER |
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ITERルーチンでの詳細計算経過をプリントする |
ITRY=N |
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SCF 計算の反復回数の最大をNとする |
IUPD |
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EF 計算においてHessian更新モードにする |
K=(N,N) |
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Brillouin ゾーン構造を計算する |
KINETIC |
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DRC計算において運動エネルギーを加える |
LINMIN |
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Line Minimization 法の経過を印刷する |
LARGE |
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印字する情報量を拡張する |
LET |
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いくつかの安全チェックを無視させる |
LOCALIZE |
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局在化軌道を印刷する |
LOCMIN |
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LOCMIN内の計算の詳細を印刷する |
MAX |
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格子点計算で最大格子サイズ(23*23)で印刷する |
MECI |
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MECI計算の詳細を印刷する |
MERS=(N) |
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BZ用のキーワード |
MICROS |
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CI計算で特定のmicrostateを用いる |
MINDO/3 |
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MINDO/3 ハミルトニアンを使用する |
MMOK |
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CONH結合に分子力学的補正を加える |
MNDO |
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MNDO ハミルトニアンを使用する |
MODE=N |
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EF計算において Hessian モードの n 番目を追跡する |
MOLDAT |
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MOLDAT ルーチンでの経過をプリントする |
MS=N |
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MECI計算におけるスピンの磁気成分 |
MULLIK |
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Mullikenのポピュレーション解析結果を印刷する |
NLLSQ |
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NLLSQを使用してエネルギー勾配を極小化する |
NOANCI |
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解析的 C.I. 微分を使用しない |
NOINTER |
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原子間距離を印刷しない |
NOLOG |
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計算記録(Log)ファイルへの出力で可能なものを削る |
NOMM |
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CONH結合に対して分子力学補正を行わない |
NONR |
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EF 計算でNewton-Raphson法を使用しない |
NOTHIEL |
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ThielのFSTMIN 法を使用しない |
NSPA |
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COSMO計算で構造セグメントの数を設定する |
NOXYZ |
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Cartesian 座標を印刷しない |
NSURF=N |
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ESP 計算で使う表面の数 |
OLDENS |
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密度行列の初期値をファイルから読み込む |
OLDGEO |
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前回の構造を使用する |
OMIN |
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TSルーチンにおいて最小許容重なりを指定する |
OPEN |
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開殻RHF計算を行う |
PARASOK |
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AM1で未定義の元素に対してMNDOのパラメータを流用する |
PI |
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密度行列をσ結合とπ結合に分離する |
PL |
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ITERにおける密度行列の収束を監視する |
PM3 |
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PM3ハミルトニアンを使用する |
POINT=N |
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反応経路における点の数 |
POINT1=N |
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格子点計算における第一方向の点の数 |
POINT2=N |
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格子点計算における第二方向の点の数 |
POLAR |
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一次、二次、三次の分極率を計算する |
POTWRT |
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ESP 計算において静電ポテンシャルをファイル(21)に書き出す |
POWSQ |
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POWSQでの詳細経過を印刷する |
PRECISE |
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収束判定条件を 100 倍厳しくする |
PULAY |
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SCF を得るために Pulay の収束法を使用する |
QUARTET |
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RHF計算で四重項状態を指定 |
QUINTET |
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RHF計算で五重項状態を指定 |
RECALC=N |
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EF計算でNステップごとにHessian行列を再計算する |
RESTART |
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中断した計算を継続する |
RMAX |
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TSルーチンにおいてエネルギー変化率の許容最大値を指定する |
RMIN |
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TSルーチンにおいてエネルギー変化率の許容最小値を指定する |
ROOT=N |
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CI 計算でN番目の解を最適化する |
ROT=N |
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熱力学諸量の計算で対称性の数Nを指定する |
RSOLV |
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COSMO法において溶媒分子の実効半径を設定する |
SADDLE |
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遷移状態(鞍点構造)を最適化する |
SCALE=N.N |
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ESP 計算における van der Waals 半径のスケール因子 |
SCFCRT=N.N |
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SCF収束判定条件のデフォルト値をN.Nにする |
SCINCR |
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ESP計算におけるレイヤー間距離の増分値 |
SETUP |
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SETUP ファイルからキーワード群を読み込む |
SEXTET |
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RHF計算で六重項状態を指定 |
SHIFT=N |
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SCF が振動して収束しない場合の再開時の減衰因子 |
SIGMA |
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SIGMA を使用してエネルギー勾配を極小化する |
SINGLET |
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RHF計算で一重項状態を指定 |
SLOPE |
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MNDOによる電荷の値を縮小するための乗数 |
SPIN |
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最終のスピン行列を印刷する |
STEP |
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反応経路のステップサイズ |
STEP1=N |
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格子点計算の第一座標変数の刻み幅 |
STEP2=N |
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格子点計算の第二座標変数の刻み幅 |
STO-3G |
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分子軌道をSTO-3G基底で非直交化する |
SYMAVG |
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ESP 計算において対称性から等価な電荷の値を平均する |
SYMMETRY |
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対称条件を課す |
T=N |
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CPU 時間の制限(秒) |
THERMO |
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熱力学諸量を計算する |
TIMES |
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いろいろな過程の計算時間を印刷する |
T-PRIO |
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DRC 計算において時間を優先する |
TRANS |
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系は遷移状態である(熱力学諸量の計算時に使用) |
TRIPLET |
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RHF計算で三重項状態を指定 |
TS |
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遷移状態の探索にEF
ルーチンを用いる |
UHF |
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非制限 Hartree-Fock 計算 |
VDW |
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デフォルト値以外のvan der Waals半径を定義する。 |
VECTORS |
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最終の固有ベクトルを印字する |
VELOCITY |
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DRC 計算において初期速度ベクトルを与える |
WILLIAMS |
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ESP 計算でWilliams 表面を用いる |
X-PRIO |
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DRC 計算において構造変化を優先する |
XYZ |
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カルテシアン座標系を用いてすべての計算を進める |
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