Winmostarの画面構成

（１）分子表示ウィンドウ

作成あるいは読み込んだ分子の構造が表示される領域です。

赤太丸は選択原子、細赤丸は前選択原子を示します。

分子の回転や拡大・縮小操作については、Winmostarでのマウスの操作方法を参照してください。

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（２）キーワード表示/編集ウィンドウ

MOPACやGAMESSなどの入力データのうち、キーワード部分が表示される領域です。直接編集することもできますし、メニューの「MOPACキーワード」−「Setup」などを利用して設定することができます。

MOPAC2009 キーワード　一覧

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（３）Z-Matrixテキスト表示/編集ウィンドウ

Z-Matrixのデータが表示されます。

Z-Matrixデータの編集

クリックして選択した行の内容が下部の枠内に表示されます。

Z-Matrixのデータを修正するには、それぞれの欄の数値を書き直してEnterキーを押します。

構造最適化パラメータの扱い

その下の欄は、分子軌道法計算で構造最適化を行う際に、その座標パラメータをどう扱うかを指定します。

• １　最適化する　（デフォールト）
• ０　初期値のまま最適化しない
• −１　反応座標（Minimum Energy Path）とする。あるいはポテンシャルグリッド計算の変数とする。
• T　DRC計算の際に転換点をモニターする。

Debug

プログラム作成者のための情報です。

追加パラメータ領域

例　　MOPACでの対称性の指定や反応座標の指定
　　　　GAMESSでの、$DATA〜＄ENDの後にくるキーワード群
　　　　Gaussianでは、Link1等がここに入ります。

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（４）メニュー

メニューの説明

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（５）クイックメニューボタン

• ファイルを開く
• 上書き保存
• 結合の付加　−　選択原子（赤太丸で囲まれている原子）と前選択原子（赤細丸で囲まれている原子）の間に結合を生成します。
• 結合の削除　−　選択原子（赤太丸で囲まれている原子）と前選択原子（赤細丸で囲まれている原子）の間の結合を削除します。
• クリーン　−　簡易的な分子力場を用いて分子の構造を適切にします。
• 水素付加　−　選択原子（赤太丸で囲まれている原子）に水素を付加します。

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（６）編集ボタン

原子の追加と削除

• 原子追加　−　 欄で指定されている元素の原子を追加します。
• 原子の削除　−　選択されている原子（赤太丸で囲まれている原子）を削除します。

基（グループ）の追加と削除

選択されている末端原子（赤太丸で囲まれている原子）を欄で指定されている基（グループ）で置換します。置換するには、原子を右クリックするか[Rep]ボタンをクリックします。

基（グループ）を指定するには、欄でをクリックするか、プルダウンメニューから選択します。

原子の置き換え

選択されている原子（赤太丸で囲まれている原子）を欄で指定されている元素の原子で置換します。置換を行うには、[Chng]ボタンをクリックします。

元素を指定するには、プルダウンメニューから選択します。

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（７）分子モデルの表示設定

分子モデルの種類

• BS1　−　原子を円で描き結合を線で描きます。
• BS２　−　原子と結合を立体的に描きます。

結合の推定

原子間の距離が、共有結合半径に欄の値を掛けたものより短い場合に結合を描きます。

情報の表示

原子の番号と元素記号を表示します。

分子軌道法の計算結果がある場合は、電荷を表示することができます。電荷の種類はプルダウンメニューから選択して指定します。

原子の表示

• All Atoms　−　ダミー原子を含むすべての原子を表示します。
• Mark　−　選択原子と前選択原子を示す赤丸を表示します。

拡大・縮小

スライダーを利用して、表示倍率及び原子や結合を描く倍率を変更することができます。

undo

ファイルを読み込んで計算設定キーワードが変更されてしまった場合に、キーワードテキストを読み込み前の状態に戻すことができます。