<黒色火薬>
 硝酸カリウムとイオウおよび、木炭の3成分を混合して作られる硝酸塩混合火薬類の一種。火薬類の中で最も古くから用いられてきた。

<マッチの原料>
   ここでは塩素酸カリウムを指している。

 塩素酸カリウムは反応性に富み大変危険なので、現在では過塩素酸カリウムが代わりに使われています。(塩素酸カリウムもまだ使われている。)

<色をつける薬剤>
 硝酸ストロンチウム、硝酸バリウム、マグネシウム、アルミニウムなど

<雷薬>
 雷薬は塩素酸カリウム鶏冠石の混合物である赤爆(あかばく)と呼ばれる火薬が昔からよく使われてきました。
 しかし、きわめて鋭敏で危険であるため、最近は過塩素酸カリウムとアルミニウム粉、チタニウム粉などの混合物などに変わってきています。
 雷薬は爆薬の一種であり、反応は激しく非常に鋭い爆発音を出します。

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炎色反応 | 身の回りの化学

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