あ行

<青白い火炎>

 これは、炭火の燃焼がさかんで、表面付近の温度が十分に高くなると、一酸化炭素が空気中で青白く輝く炎を出して燃焼するためです。

<一酸化炭素>

 一酸化炭素を含む石油分解ガスは、ガス漏れによる一酸化炭素中毒に気をつける必要があります。

 呼吸によって体内に取り込まれた一酸化炭素は、血液中のヘモグロビンと強く結合し、ヘモグロビンの本来のはたらきである酸素の運搬をさまたげるので、酸素欠乏症と同様な症状を示し、脳や神経などが麻痺(まひ)したり、死に至ることもあります。

<液化石油ガス(LPG)>

 LPGの主な成分は、プロパンc3h8やブタンC4H10などです。

 これは常温・常圧で気体ですが、圧縮するとプロパンは8000~9000 hPa(ヘクトパスカル)-8~9気圧-程度で液化します。

 液化されたLPGの体積は、もとの気体に比べて数百分の1になっているので、多量のLPGをボンベに入れて輸送したり、貯蔵できる利点があります。

 プロパンも燃えると、二酸化炭素と水になります。

<穏やかな酸化反応>

 たとえば、鉄が空気に触れてさびる現象など。
 発熱を伴わず、あるいは発熱があったとしてもすぐに放散し、発熱したことがわからず発光もないので、この場合には火とは言いません。


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