Excel VBA GDI32命令によるTurtleグラフィックス描画機能一覧

概要

LOGO類似の形式で利用できるTurtleグラフィックス命令をプロシージャとして定義し、ライブラリ化しました。

Turtleグラフィックスのための大域変数

Public gTGAngle As Variant
Public gTGCurrentX, gTGCurrentY
Public Const gDeg2Rad = 3.14159265358979 / 180#

Turtleグラフィックスス・プロシージャ一覧

Sub InitializeTurtleGraphics()            ' 初期設定
Sub TGMove(length)                         ' 指定された長さだけ移動する
Sub TGMoveL(length, Optional cRGBLine)     ' 指定された長さの直線を描く
Sub TGTurn(a)                              ' 向きを変える
Sub TGSetPoint(x0, y0)                     ' 現在位置を設定する
Sub TGSetAngle(a0)                         ' 指定された角度に設定する
Sub TGRightTurn(a)                         ' 右回り
Sub TGLeftTurn(a)                          ' 左回り
Sub TGBackward(length)                     ' 後ろに動く
Sub TGBackwardL(length, Optional cRGBLine)    ' 後ろに動いて指定された長さの直線を描く

Turtleグラフィックスス・プロシージャの機能

InitializeTurtleGraphics

Turtleグラフィックス描画機能を利用するための初期設定を行います。

  • 描画範囲を(0, 0) - (639, 479)とし、左下を原点にします。
  • タートルの位置を描画領域の中央下部とし、進行方向を上(北)向きにします。
  • 線種を黒の細実線にします。

描画範囲を変更するには、SetViewPortとSetGraphicsWindowの引数を変更してください。

TGMove(length)

タートルを現在の向きに数の値の長さだけ進めます。値が負の場合は後ろ向きに動きます。

TGMoveL(length, Optional cRGBLine)

タートルを現在の向きに数の値の長さだけ進め、軌跡を描きます。値が負の場合は後ろ向きに動きます。
線の色を指定しない場合はカレントカラーを使用します。

TGTurn(a)

タートルを数の値の角度だけ左回りに回転させます。値が負の場合は右回りの回転となります。

TGSetPoint(x0, y0)

タートルの位置を指定された座標 (x0, y0) にします。

TGSetAngle(a0)

タートルの向きを数の値の角度にします。上(北)向きが0度です。

タートルを右向きに数の値の角度だけ回転させます。

TGLeftTurn(a)

タートルを左向きに数の値の角度だけ回転させます。TGTurn(a)と同じです。

TGBackward(length)

タートルを現在の向きの逆方向に数の値の長さだけ進めます。

TGBackwardL(length, Optional cRGBLine)

タートルを現在の向きの逆方向に数の値の長さだけ進め、軌跡を描きます。線の色を指定しない場合はカレントカラーを使用します。