JSmolの基本的な操作

マウスの機能

JSmol では、 1 ボタン(例 Mac)、2 ボタン (例 Windows)、3 ボタン (例 Linux)及びホイールマウスが利用できます。

機 能 左(主)ボタン 中央ボタン 右ボタン
JSmolメニューの表示 右下のJSmolのロゴをクリックまたはCtrlキーを押しながらクリック   クリック
X,Y軸の回りの回転 クリック & ドラッグ    
X,Y方向の移動 Shiftキーを押しながらダブルクリックした後、そのままドラッグ ダブルクリックした後、そのままドラッグ Ctrlキーを押しながらクリック後、そのままドラッグ
軸の回りの回転 Shiftキーを押しながらクリックした後、水平方向にドラッグ クリックした後、 水平方向にドラッグ Shiftキーを押しながらクリックした後、水平方向にドラッグ (Macでは利用できない)
拡大・縮小 Shiftキーを押しながらクリックした後、垂直方向にドラッグまたはホイールを回転 クリックした後、 垂直方向にドラッグ  
リセット 分子の上以外で、Shiftキーを押しながらダブルクリック 分子の上以外で、ダブルクリック  

Reference Web address

コンソール・ウィンドウで利用できるスクリプトに関しては、右記を参照してください :  http://chemapps.stolaf.edu/jmol/docs/

JSmolに関する詳しい情報については右記を参照してください :  http://jmol.sourceforge.net

分子モデルの種類の変更

ラジオボタンなどによるContorolの利用

Appletウィンドウの下部に、ラジオボタンなどによるContorolが表示されている場合はそれを利用します。

Contorol

Off が"Sticks" 、20%が "Ball and Stick"、100%が "CPK Spacefill"に相当します。

メニューの利用

Jmol メニューから、Style - Scheme を選び、"CPK Spacefill", "Ball and Stick", "Sticks","Wireframe", "Cartoon", "Trace" のうちのいずれかを指定します。

タンパク質などの場合は、Style - Structures を選び、"Off","Backbone", "Cartoon", "Cartoon Rockets", "Ribbons", "Rockets", "Strand", "Trace"のうちのいずれかを指定することができます。

Phenol
PhenolのCPKモデルをPOV-Rayで出力した画像
Ribbon
タンパク質のCartoon表示

距離と角度の測定 - 測定結果を残す場合

2 原子間の距離 :

  1. 最初の原子をダブルクリックします。
  2. 2番目の原子をダブルクリックします。

3 原子間の角度 (結合角)

  1. 最初の原子をダブルクリックします。
  2. 2番目の原子をクリックします。
  3. 3番目の原子をダブルクリックします。

4 原子間の角度 (二面角)

  1. 最初の原子をダブルクリックします。
  2. 2番目の原子をクリックします。
  3. 3番目の原子クリックします
  4. 4番目の原子をダブルクリックします。

測定結果を削除するには、同じ操作を繰り返します。

距離と角度の測定 - 測定結果を残さずに値を表示させる

測定結果を残さずに値を確認するには、目的原子の上にマウスカーソルを移動させます。

測定を終了するには、分子が無いところでクリックします。

Slab(厚切り)機能 - 断面の表示

Script Editorのウインドウを開き、slab on と入力し、Run ボタンをクリックします。

機 能 左(主)ボタン
前から Ctrl + Shiftキーを押した状態で垂直方向にドラッグする
後から Ctrl + Shiftキーを押した状態でダブルクリックし、そのまま垂直方向にドラッグする
Slabを移動する Alt + Ctrl + Shiftキーを押した状態でダブルクリックし、そのまま垂直方向にドラッグする

Slab機能を使用した例

Phenol
PhenolのCPKモデルをPOV-Rayで出力した画像
Slab
PhenolのCPKモデルをSlab機能を使用して表示した画像