や行
「溶解度」は、一般にある物質(溶質)が他の物質(溶媒)に溶解する限度をいう。
よく使用される定義には以下のようなものがあります。
1) 飽和溶液 100 g に含まれる溶質の量をグラム数で表わしたもの。
2) 飽和溶液 1 dm3 に含まれる溶質の量をグラム数で表わしたもの。
3) 溶媒 100 g に溶ける溶質の量をグラム数で表わしたもの。
明記されていない場合は、溶質の重量はすべて化学式に示された無水物の重量として表わす。
どの定義を採用するかで、 「溶解度」の値は変わってくるので、どの定義に基づく値なのかを
その都度示すことが必要です。
上の3つの中では、1)がもっとも多く使われているようです。溶解度の小さな化合物については、2)も
よく使われています。
3)はずっと昔に使われていた定義ですが、新しい測定データが無いものについてはそのまま使われています。
また、改定されていない本では、古いデータをそのまま採用しているものがあります。
固体の塩類が水と平衡にある時,水に溶けた各イオンの濃度の積をいう。
たとえば、塩 aabb が水中で、 aabb = a a+b b のように解離するとすれば、
[a]a [b]b の値がこの塩の溶解度積となる。
ただし、[ ]は各イオンの濃度を mol・dm-3単位で表わしたものである。
予混炎は、燃焼に必要な酸素があらかじめ可燃性成分と混合してあるものが燃えるときの炎のこと。
これに対し、酸素が炎の外から拡散によって入ってくる形式の炎を拡散炎(かくさんえん)という。ろうそくの炎、たき火の炎などは、拡散炎である。
レーザーは、原子のエネルギー状態を利用した光の増幅器で、輝度が高く鋭い指向性を持つ。