標準モジュールの挿入と削除

Excel VBA のプログラムは標準モジュールなどに書かれ、Excelのファイル(ブック)と一緒に保存されます。

作成したプログラムをExcelのファイルとしてのみ保存する場合は、とくに以下の説明を理解する必要はありません。

標準モジュールの挿入

VBEで、[挿入]メニューから[標準モジュール]を選択します。
新しく挿入したモジュールには[Module1]、[Module2]... という名前がつきます。
モジュールの名前は変更することができますが、通常はとくに変更する必要はありません。

モジュールの削除

プロジェクトエクスプローラで削除したいモジュールを選択し、[ファイル]メニューの[Module_nの解放]を選択します。(または、 右クリックして、コンテキスト・メニューから[Module_nの解放]を選択します。)
「削除する前にエクスポートしますか。」というダイアローグが出ます。エクスポートするとモジュールの内容がテキスト形式で保存され 、後でインポートすることができます。
モジュールを削除(解放)すると、そのモジュール内のコードはすべて消えるので注意してください。

ファイルのエクスポート

VBEでモジュールを選択し、[ファイル]メニューから[ファイルのエクスポート]を選択します。
ファイルの保存先とファイルの名前を指定します。
コードウィンドウの内容が、拡張子 bas のテキスト・ファイルとして保存されます。

ファイルのインポート

外部のファイルからVBAプログラムを読み込むこともできます(日本語を含む場合は、文字コードがshift-jisでないと文字化けします)

標準モジュールに外部のテキストファイルを読み込みます。

  1. VBEで[ファイル]メニューの[ファイルのインポート]を選択します。
  2. ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。
  3. インポートした内容で新しいモジュールが作成されます。
  4. モジュールをダブルクリックすると、コードウィンドウにVBAプログラムが表示されます。