ガスバーナーの燃焼のようす

 ガスバーナーは、ガスの流れるときの吸引力で下部から空気を吸い込み、すすの出ない予混炎(よこんえん)を作ります。

 流すガスの量を一定にして、空気の量をふやしていくと,バーナーの炎の形がどうなるか見てみましょう。

ガスのみ

空気を少しずつ増やす

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 空気孔を完全に閉じて、ガスのみで燃焼させたときにできる炎、
ろうそくと同じく黄色い炎(輝炎)で、火力の弱い拡散炎です。

 この炎にガラス板やガラス容器をかざすと、ススが付着して黒くなります。

 空気孔を少しずつ開いていって、空気を混入させると、炎は明るい黄色から薄い青紫色へと変わり、光は弱いが火力は強まった状態になります。  空気の量をさらに増すと、炎は内炎と外炎の二層に区別できるようになります。

 


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