同じ状態(エネルギー)の場所が2つある場合を考えてみましょう。
移動ができなければ、分布は偏ったままです。 自由に移動できれば,分布は平均化します。
二つの状態のエネルギーが異なる場合の生成物と反応物の物質量の比は、平衡定数で表されます。
平衡定数は、エネルギー差と温度に依存します。
二つの状態のエネルギーが違う場合
エネルギーの低い状態の方に多く分布します。 さらにエネルギーの差が大きくなると、ほとんどがエネルギーの低い状態の方に存在します。
状態間のエネルギー差で同じで、温度が違う場合を考えてみましょう。
温度が低い場合は、ほとんどがエネルギーの低い状態の方に分布します。 温度が高い場合は、エネルギーの高い状態の方にも多く分布します。
詳しくは、「温度、エネルギー差と平衡定数の関係」の表をご覧ください。
このページの著作権は,木原 寛が保有しています。