固形燃料は、キャンプや登山などでの携帯燃料として、広く用いられています。
固形燃料とは何か? 固形燃料の燃焼 固形燃料の作り方の例
液体のアルコールは引火性があるので、取り扱いに注意が必要ですが、アルコールにある種の添加物を加えて固まらせると、引火性が失われます。 たとえば、燃料用アルコールに少量の練り石けんや油脂を加え、加熱して溶かした後、冷却すると固まります。(このような固体をゲルという。) このような燃料用アルコールのゲルは、引火性がなく携帯や保管に便利です。 |
固形アルコール燃料にマッチの火を近づけると、熱によって溶けて気体になります。さらにこれが気化して火がつきます。
いろいろな種類の固形燃料が市販されていますが、簡単に自作する方法をご紹介しましょう。
<エタノールと酢酸カルシウムから作る固形燃料>
酢酸カルシウムはエタノールにほとんど溶けないため、エタノール中で酢酸カルシウムが
すぐに析出し、コロイド粒子となってゲル化することを利用したものです。
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