花火大会で打ち上げられる花火は、玉の形をしているので「花火玉」といいます。

 花火玉は大きさによって号数で表します。10号をこえる大きさの玉を「尺玉」とも呼びます。

 花火玉の中はどうなっているのでしょう?

 打ち上げ花火はどうやって打ち上げているのでしょう?

 花火玉の中につめる薬剤は、今でも花火師が手作業で作っています。

 特に、親星や芯星(花火玉が開いたときに、花びらや芯のように見える)を作るところが一番大切です。

 この親星や芯星を作るときに、いろいろな薬剤を混ぜ合わせて花火のさまざまな色をつくりだします。

 花火はこうやって打ち上げられる!

 

花火玉は、左の図のように、地面に固定された打ち上げ筒の中に入れられます。

 筒の上から火のついた点火用具を入れると、花火玉の下にある打ち上げ用火薬に火がついて、花火が打ち上げられます。

 同時に、花火玉の導火線にも火がついているので、上空で爆発するのです。


 

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炎色反応 | 身の回りの化学

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