水素の燃焼反応の化学反応式はふつう次のように表します。
燃焼反応のように、生成系と反応系のエネルギー差が非常に大きい場合には、生成系の物質が
しかし、化学反応は一方向に進むだけでなく、生成系に向かう変化と反応系に戻る変化とがあります。
すべて反応して生成系に移ってしまったように見えます。
(「エネルギー差、温度と存在比」 または 「温度、エネルギー差と平衡定数の関係」 参照)
充分な時間が経つと、生成系に向かう変化と反応系に戻る変化が釣り合って、平衡に達します。
したがって、化学反応式は一般には次のように書いた方が良いことになリます。
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